小悪魔の成れの果て 2 | えなの最強のモテ女への道のり

小悪魔の成れの果て 2

今回の記事は、前回同様(←お読みになりたい方はこちらから )、
ある同級生の
を聞いたことが
きっかけで書いたものです。



最初にお断りしておきますが、
噂ですから、事実かどうかはあてになりません。
噂の断片をつなぐために、えなの創作した部分があります。
ですから、
フィクションです。
お間違えのないようにお願い致します。



早速、前回の続きと参りましょう。
中学校の同級生の仲良し4人組の噂話は
どんな方向へ行くのでしょうか・・・



えながみんなに聞きました。
「私だけみんなと高校が違ったじゃない?
みんなは
R子と一緒だったでしょう?
やっぱり高校の時も小悪魔だったの?」







ここで、少々補足です。
えなは、どういう訳か中学校の頃まで
ちょっとだけ優等生っぽかったのです。
ですから、この4人組の中で一人だけ
この地域の進学校と呼ばれている高校の一つに
運よく合格してしまいました。
(見事に高校に入ってからドロップアウトしてしまいましたが・・・)
今では誰もえなが優等生だったことを
信じるものはおりません。
(↑特に旦那、普段のへたれ、ボケぶりから判断しているのでしょう・・・)

他の3人は早く結婚したいと考えていたようで、
親からも女の子だからそんなにお勉強はできなくても・・・、
と言われていたようです。
(私たちの親世代は、昔の考え方の人が多いかもしれません。)
よって、彼女たちは制服の可愛いい、
学校生活を楽しめそうな高校を選んで入りました。
実際、楽しそうでした。

そして、3人ともえなが目指していた高校に合格したときは
自分のことのように喜んでくれました。
えなは、ありがたいことに、友人に恵まれているようです。







話を戻します。



H美が言います。
「私は3年間、クラスが違ったからなぁ・・・
校舎の関係で、クラスの場所自体も離れていたから
よくわかんないなぁ。」







K美
「私もずっと、クラス違ったしなぁ。
でも、いろいろな噂は聞いたよね。T子。」







T子
「あぁ、あれねぇ。
私もクラス一緒になったことないんだけど・・・、
でも、R子と仲良かった子と、結構話したりしてたんだよね。
あっ、H美もM香ちゃんと仲良かったじゃない?
M香ちゃん知ってるでしょ?」







H美が何か思い出したようです。
「M香ねぇ。
思い出したぁ!!
そういえば、M香から聞いたこと、
えなにも前に話したことあるよ。

高校でも校内で男子と付き合ったとか、
別れたとか噂があったけど、
ほら、
海でのナンパの話!!







えな
「またぁ、話したことあるとか言っても
10年ぐらい前のことでしょぉ。

・・・・・・・

あっ、思い出したぁ!!







余程、えなの声が大きかったのでしょう、
ランチをしているお店の中で
ちょっと、
注目を浴びてしまいました(滝汗)







H美
「えなのおバカ!!声がおっきいよ!!
もっと、静かに話しなよ!!」







えなは、いつもH美によく怒られます(汗)。







えな
「ごめんごめん。
でも、思い出した内容が、
強烈で・・・。」







T子
「何を思い出したの?どの話?」







えな
「えっ、だから
彼氏と一緒に海に行ったのに
何かの隙に、他の男の子にナンパされて、
彼氏を放って、
その男の子のほうに付いて行った
っていう話でしょ?

しかし、
小悪魔ぶり発揮だよねぇ。

この話、有名なのか知らないけど、
おかげで、私、R子の実家とうちの実家近所だから、
いつだったかな、高校の3年ぐらいだったかなぁ・・・、
バスを降りた後に、秋だったかなぁ・・・、
夜7時前くらいだったと思うんだけれど、
変な若い男に
車でつけられて



お前、R子だろ?これからどっかに遊びに行かないか?って
言われて、無視してたら、
あれ、制服違うな。とか言って



そのまま、
その男は車で去っていったっていうことがあったわ」







K美
「えー、R子と間違えられて車でつけられたの?
怖かったでしょう?
とんだ災難だったね
変なことされなかった?」







えな
「うん、全然大丈夫だったよ。
R子じゃないと分かったら、
そのまま去って行ったしね。
私の場合、
何かされようものなら
ただじゃおかないしね。」







T子
「そりゃそうだわ。あはははは。
しかし、えなちゃんが車に付けられたっていう話は知らなかったわ。
でもそれって・・・。(←意味深な感じ)
そうそう、海でナンパされた話は
続きがあるんだよね。確か。」







K美
「うん、
あれでしょう?」







えな
「何?何?
早く教えてぇ!!!
(↑怒られたので小さな声を心掛けました。)



・・・つづく